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国家資格解説

一等無人航空機操縦士の取得方法|実技15時間〜の最短ルート完全解説【2026年版】

一等無人航空機操縦士の取得方法を徹底解説。登録講習機関ルートと一発試験ルート、実技時間・費用相場・カテゴリーIII(レベル4飛行)対応まで国家資格検定審査員が完全ガイド。

ドローンライセンススクール 記事編集部読了 約11
📚 GUIDEこの記事は「ドローン国家資格 完全ガイド」の一部です

ANSWER / 結論

一等無人航空機操縦士はレベル4飛行(有人地帯目視外)に対応する唯一の国家資格。物流・点検プロには必須。

📝 この記事の要点

  • 登録講習機関ルートでの取得が事実上の正解。経験者で実技10時間以上、初心者で実技50時間以上が必要。
  • 費用相場は経験者で50〜60万円、初心者で80〜100万円。一発試験は合格率10%以下と極めて困難。
  • ドローン免許センター一等コースは¥528,000〜、検定審査員直接指導で確実な合格を支援。

📊 重要な数字とデータ

正式名称一等無人航空機操縦士(出典: 国土交通省
対応する飛行レベルレベル1〜4(有人地帯目視外まで)(出典: 国土交通省
学科試験三肢択一式70問・75分・正答率約90%以上(出典: 日本海事協会
実地講習時間(経験者)学科9時間+実地10時間以上(出典: 国土交通省告示
実地講習時間(初心者)学科18時間+実地50時間以上(出典: 国土交通省告示
費用相場(経験者)¥528,000〜(ドローン免許センター一等コース)
目次

「一等無人航空機操縦士はどう取るのか?」「二等とは何が違うのか?」「費用と期間はどれくらい?」——本記事では、ドローン国家資格の最上位ライセンス 「一等無人航空機操縦士」 の取得方法を徹底解説します。登録講習機関ルートと一発試験ルートの比較、講習時間、費用、レベル4飛行の対応まで、国家資格検定審査員の視点で完全ガイドします。

一等資格は2022年12月の制度開始以降、 レベル4飛行(有人地帯目視外)に対応する唯一の国家資格 として、物流・点検プロから注目されています。本記事を読み終える頃には、自分に最適な取得ルートが明確になります。

一等無人航空機操縦士とは|最上位の国家資格

一等無人航空機操縦士は、ドローンに関する 最上位の国家資格 です。2022年12月5日施行の改正航空法で創設されました。

一等資格でできること

一等資格を保有すると、以下の業務範囲が解禁されます。

飛行レベル内容二等で対応一等で対応
レベル1〜3目視内・無人地帯目視外
レベル3.5立入管理措置撤廃
レベル4有人地帯目視外

レベル4飛行が一等資格でしかできない理由

レベル4飛行(有人地帯上空での目視外飛行)は、ドローンが第三者の頭上を飛ぶことを意味します。事故時の人的被害リスクが極めて高いため、操縦者には 最高レベルの技能と知識 が要求されます。

国はこれに対応するため、一等資格に以下のような追加要件を課しています。

  • 学科試験合格基準が 正答率90%以上(二等は80%)
  • 実地試験合格基準が 80点以上(二等は70点)
  • 屋外実施・GPSオフATTIモードでの実技
  • 第一種機体認証を受けた機体との組み合わせが必須

レベル4飛行で広がるビジネス領域

業界活用例
物流都市部のドローン配送(医薬品・食料・小荷物)
インフラ点検橋梁・送電線・煙突など人の頭上での作業
災害対応救援物資・医療機器の運搬
都市部空撮これまで許可に1〜3ヶ月かかった撮影が即時実施可能

レベル4飛行の詳細はドローンのレベル4飛行とは?要件・ビジネス活用、一等と二等の総合比較はドローン国家資格『一等』と『二等』の違いを徹底比較を参照してください。

一等無人航空機操縦士の取得方法|2つのルート

一等資格の取得方法は、大きく2つのルートに分かれます。

ルート①:登録講習機関ルート(推奨)

国土交通省登録講習機関(ドローンスクール)で講習を受講し、修了審査に合格する方法です。

メリット:

  • 指定試験機関での実地試験が 免除
  • プロの講師から直接指導
  • 機材・練習場所がスクールで用意される
  • 学科対策の模擬問題が提供される
  • 合格率が 70〜85% と高い

デメリット:

  • 受講料が高額(経験者50〜60万円・初心者80〜100万円)
  • 通学時間が必要

ルート②:一発試験(指定試験機関ルート)

スクールに通わず、指定試験機関(日本海事協会)で学科・実地・身体検査をすべて受験する独学ルート。

メリット:

  • 受験料のみで済む(合計約4〜5万円)
  • 自分のペースで学習可能

デメリット:

  • 実地試験合格率が 10%以下 と極めて困難
  • 練習機体・場所を自前で確保する必要
  • 試験対策が独力になる
  • 不合格を繰り返すと総コストでスクールを超える

2ルートの比較表

項目登録講習機関ルート一発試験ルート
実地試験免除受験必須
二等資格保有者の費用¥528,000〜(ドローン免許センター)¥43,300(受験料のみ)
初心者の費用¥800,000前後¥43,300(受験料のみ)
期間経験者5〜7日/初心者7〜10日数ヶ月(独学期間込み)
学科合格率約75%約45%
実地合格率70〜85%約20%以下
推奨対象ほぼ全員操縦経験100時間以上の熟練者のみ

「一等は二等の上位互換ではなく、本質的に異なる難易度の試験です。一発試験合格率が10%以下というのは『誰でも頑張れば取れる』試験ではないことを示しています。確実に取りたいなら登録講習機関ルート一択です。」

— ドローン免許センター横浜校 検定審査員

一等を確実に取得するならドローン免許センター一等コース →

一等の講習時間|国土交通省告示の最低基準

一等の講習時間は、国土交通省告示で以下の最低基準が定められています。

講習時間早見表

区分学科講習実地講習合計
一等・初心者18時間以上50時間以上68時間以上
一等・経験者9時間以上10時間以上19時間以上

二等と比較すると、初心者の実地講習が 5倍 (二等10時間 vs 一等50時間)になります。これが一等取得の費用が高い主な理由です。

「経験者」の定義

一等の経験者と認定されるには、以下のいずれかが条件となります。

  • 二等無人航空機操縦士の保有(最も一般的)
  • 民間資格保有 + 一定以上の操縦経験
  • 一等取得に向けた相応の操縦経験

二等保有者からのステップアップが、一等取得の最も合理的なルートです。

一等取得の標準フロー|7ステップ

登録講習機関ルートで一等資格を取得する標準フローは以下の通りです。

STEP 1:DIPS2.0アカウント開設・技能証明申請者番号取得

国土交通省の公式システム「DIPS2.0」でアカウント開設。

STEP 2:登録講習機関の一等コースを申込

ドローン免許センターや他の登録講習機関で一等コースを申込。経験者の場合は二等資格証明書を提出。

STEP 3:学科オンライン受講

ドローン免許センターでは学科講習をオンラインで受講可能。経験者9時間以上、初心者18時間以上を完了。

STEP 4:実地講習(屋外・ATTIモード前提)

経験者10時間・初心者50時間以上の実地講習。一等は屋外実施・ATTIモード前提のため、二等より大幅に練習量が必要。

STEP 5:修了審査

学科講習と実地講習が完了したら、登録講習機関内で修了審査。机上試験・口述試験・実技試験の3科目で、 80点以上 を維持できれば合格。

STEP 6:学科CBT試験+身体検査

指定試験機関の学科CBT試験(70問・75分・正答率90%以上)を予約・受験。一等は身体検査も指定航空身体検査医の診断書が原則必要。

STEP 7:技能証明書交付申請

DIPS2.0で技能証明書交付申請。一等のみ登録免許税¥3,000が追加で発生。

詳しい取得手順全体はドローン国家資格の取り方|申込から取得まで7ステップ完全ガイドを参照してください。

一等取得の費用シミュレーション

一等取得の総費用を、経験者・初心者別に試算します。

経験者(二等保有者)の場合

項目費用
受講料(ドローン免許センター一等経験者コース¥528,000
学科試験受験料¥9,900
身体検査(指定航空身体検査医)¥10,000〜¥30,000
新規申請手数料¥3,000
登録免許税¥3,000
合計約¥553,900〜¥573,900

初心者の場合

項目費用
受講料(一等初学者コース)約¥800,000
学科試験受験料¥9,900
身体検査(指定航空身体検査医)¥10,000〜¥30,000
新規申請手数料¥3,000
登録免許税¥3,000
合計約¥825,900〜¥845,900

経験者ルートだと初心者の 約3分の2の費用 で取得可能です。費用相場の詳細はドローン国家資格の費用相場【2026年4月最新】を参照してください。

教育訓練給付金の活用

厚生労働省指定講座であれば、教育訓練給付金で最大70%還付される可能性があります。一等の高額受講料を実質負担で抑えられる重要な制度です。給付金の詳細はドローンスクールで使える教育訓練給付金を参照してください。

一等取得の期間

一等取得にかかる期間を、ルート・経験別に整理します。

経験者の場合(二等保有)

期間内容
1〜2週目スクール申込・学科オンライン受講(9時間)
3〜4週目実地講習(10時間以上)・修了審査
5〜6週目学科CBT試験・身体検査
7週目以降技能証明書交付待ち(1〜2ヶ月)

経験者なら 最短2ヶ月 で技能証明書が手元に届きます。

初心者の場合

期間内容
1〜2週目スクール申込・学科オンライン受講(18時間)
3〜8週目実地講習(50時間以上)・修了審査
9〜10週目学科CBT試験・身体検査
11週目以降技能証明書交付待ち(1〜2ヶ月)

初心者は 3〜4ヶ月 が目安です。実技時間が長いため、平日夜間+週末を組み合わせた長期計画が必要です。

一等を最短取得するならドローン免許センター一等コース →

一等の試験内容|二等より格段に難易度UP

一等試験は二等と比べて格段に難易度が上がります。

学科試験の比較

項目二等一等
問題数50問70問
試験時間30分75分
出題形式三肢択一式(CBT方式)三肢択一式(CBT方式)
合格基準正答率80%以上(40問正解)正答率約90%程度
受験料(税込)8,800円9,900円
学科合格の有効期間通知日から2年間通知日から2年間
出題範囲4科目5科目 + レベル4特化分野

学科試験の詳細はドローン国家資格 学科試験対策を参照してください。

実地試験の比較

項目一等二等
実施場所屋外実施屋内可
GPSモードATTIモード(GPSオフ)前提主にGPSオン
課題1高度変化を伴うスクエア飛行スクエア飛行
課題2ピルエットホバリング(20〜25秒で360度回転)8の字飛行
課題3緊急着陸を伴う8の字飛行異常事態における飛行
合格基準80点以上70点以上
受験料(基本)¥22,200¥20,400

実地試験の詳細はドローン国家資格 実地試験|一等・二等の課題・採点・落ちる人の特徴を完全解説を参照してください。

一等取得のメリット|投資対効果

一等資格の高い取得費用に見合うメリットを整理します。

1. レベル4飛行に対応できる唯一の国家資格

物流・点検プロには事実上必須の資格。一等保有者は希少のため、案件依頼が集中する傾向があります。

2. 案件単価が二等の2〜3倍

一等保有者の案件単価は、二等の2〜3倍が相場。投資した費用は半年〜1年で回収可能です。

3. 法人案件・自治体案件で圧倒的な信頼

公共工事・自治体入札では、一等保有が応札条件となるケースが増えています。

4. キャリアの大幅な選択肢拡大

一等保有者のキャリアパス:

パス想定年収
プロパイロット(フリーランス)年600〜1,500万円
ドローン物流オペレーター年500〜1,000万円
インフラ点検プロ年600〜1,200万円
ドローン事業者の管理職年700〜1,500万円

国家資格を取るメリット全般はドローン国家資格を取るメリット7選を参照してください。

一等取得|よくある質問FAQ

Q1. 二等を持っていなくても一等を取れますか?

A. 制度上は可能ですが、現実的には 二等取得→一等取得 のステップアップが推奨されます。二等保有者は経験者コースで費用約30万円安く取得可能なためです。完全未経験から一等初心者コースを受ける方は少数派です。

Q2. 一等を取らずに業務利用は可能ですか?

A. はい、業務利用の8〜9割は二等で十分です。一等が必須なのはレベル4飛行(有人地帯目視外・物流配送・有人地帯のインフラ点検)のみです。費用対効果を考えるなら、まず二等を取って業務開始し、必要に応じて一等にステップアップが王道です。

Q3. 一等取得後にすぐレベル4飛行はできますか?

A. 一等資格だけではレベル4飛行はできません。 第一種機体認証 を受けた機体と、 運航管理体制 の2要件も必要です。詳細はドローンのレベル4飛行とは?要件・ビジネス活用を参照してください。

Q4. 一等の合格率はどれくらいですか?

A. 登録講習機関ルートでの修了審査合格率は70〜85%、指定試験機関の一発試験合格率は約20%以下です。詳しい合格率データはドローン国家資格 難易度・合格率|一等二等別の数値と落ちる人の傾向を参照してください。

Q5. 一等の身体検査の基準は二等より厳しいですか?

A. はい、一等は 指定航空身体検査医 による医学的検査が原則必要です。二等の一般医診断書ではなく、国土交通省指定の医師による厳格な検査が必要です。

Q6. 一等取得後に限定変更(夜間・目視外・25kg超)も必要ですか?

A. 一等の基本コースは「昼間・目視内・25kg未満」が前提です。夜間飛行・目視外飛行・25kg超機体を業務で扱いたい場合、限定変更コースの追加受講が必要です。詳細は限定変更コースを参照してください。

Q7. 一等取得後の更新は二等より難しいですか?

A. 更新の基本ルールは二等と同じ(3年ごと・学科のみ75分)です。ただし、一等は身体検査の基準が厳しく、登録免許税¥3,000が追加で必要です。更新の詳細はドローン国家資格の更新|3年ごとの講習・期限切れ対応を参照してください。

Q8. 一等取得を法人で支援する場合の補助金は?

A. 人材開発支援助成金で1人あたり10〜50万円の補助が受けられます。一等は受講料が高額なため、補助金活用が経済合理的です。法人受講の詳細は法人向けドローン研修を参照してください。

ドローン免許センターの一等コース

ドローン免許センターでは、横浜校・千葉流山校で一等国家資格コースを提供しています。

コース概要

項目内容
受講料¥528,000〜(経験者)
期間実技15時間〜(経験により変動)
開講形式個別カリキュラム
限定変更同時受講各¥55,000で追加可能

ドローン免許センターが選ばれる4つの理由

  1. 国土交通省登録講習機関 Office Code 89 — 確実に国家資格に対応
  2. 検定審査員直接指導 — 採点基準を熟知した審査員から学べる
  3. 完全屋外実地訓練 — 一等試験の屋外条件と完全一致(首都圏では希少)
  4. 流山校の場外ヘリポート併設 — 限定変更(夜間・目視外・25kg超)まで一気通貫対応

ドローン免許センター一等国家資格コースの詳細を見る → ドローン免許センター二等国家資格コース(ステップアップ前段) → 限定変更コースの詳細を見る → 無料相談・カリキュラム相談はこちら →

まとめ|一等取得を成功させる3つのポイント

一等無人航空機操縦士の取得を成功させるための3つのポイントを整理します。

  1. 登録講習機関ルートを選ぶ — 一発試験は合格率10%以下と現実的でない
  2. 二等取得→一等経験者コースのステップアップが最適 — 費用約30万円安く済む
  3. 検定審査員のいるスクールを選ぶ — 一等の高難易度試験には専門指導が不可欠

一等資格は最上位資格として高い投資が必要ですが、レベル4飛行という独自の業務範囲が解禁されることで、案件単価2〜3倍・キャリアの大幅拡大という大きなリターンが見込めます。

ドローン免許センターでは、無料相談で個別の状況に合わせた最適な一等取得プランをご提案しています。お気軽に無料相談フォームからお問い合わせください。

一等資格が活用される業界

一等資格(レベル4対応)は、即応性・広域・高度業務が求められる業界で価値を発揮します。

緊急即応領域(一等が事実上必須)

物流・配送領域

関連解説


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執筆: ドローンライセンススクール 記事編集部 (ドローン免許センター 公式ブログ編集チーム)

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