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東京でドローンを飛ばせる場所10選|23区・多摩・都立公園の規制まとめ【2026】

東京都内でドローンを合法的に飛ばせる場所を23区・多摩エリア別に10か所紹介。都立公園・河川敷の規制、小型無人機等飛行禁止法、DID対策、屋内練習場まで現役検定審査員が2026年最新で解説。

ドローンライセンススクール 記事編集部読了 約7
📚 GUIDEこの記事は「首都圏ドローン飛行ガイド」の一部です

ANSWER / 結論

東京都はDID(人口集中地区)面積率が約69%と全国最高水準で、屋外でドローンを飛ばせる場所が極めて限られる。

📝 この記事の要点

  • 都立公園・国立公園は条例で原則飛行禁止。23区内の河川敷もDID内のため許可なしでは飛行不可。
  • 屋内ネット練習場・多摩エリアの私有地・西多摩の山間部が現実的な飛行スポット。
  • 二等以上の国家資格を取得すると、DID上空・人口集中地区での特定飛行許可申請が大幅に簡略化される。

📊 重要な数字とデータ

東京都のDID面積率約69%(全国最高水準・神奈川34%、千葉12%)(出典: 総務省統計局 令和2年国勢調査
23区の都立公園飛行禁止東京都立公園条例により原則禁止(出典: 東京都建設局
小型無人機等飛行禁止法 重要施設範囲現行300m → 2026年改正で1000mに拡大予定(出典: 警察庁・閣議決定 2026年3月24日
皇居・国会議事堂等の禁止施設千代田区中心部の主要官庁・議事堂・公邸(出典: 警察庁
100g未満ドローンの航空法対象外2022年12月5日以降、100g以上が規制対象(出典: 国土交通省
目次

「東京都内でドローンを飛ばしたいが、どこなら合法的に飛ばせるか分からない」——東京都はDID(人口集中地区)面積率が約69%と全国最高水準で、屋外飛行可能エリアが極めて限定的です。本記事では23区・多摩・近隣エリアで実際に飛ばせる場所と規制を整理します。

東京都内でドローンが飛ばしにくい理由

1. DID(人口集中地区)の広さ

東京都はDID面積率が約69%で、ほぼ全域が航空法の特定飛行に該当するエリアです。100g以上のドローンはDID上空で飛行する場合、飛行許可申請が必要になります。

都道府県DID面積率屋外飛行のしやすさ
東京都約69%困難(許可必須エリアが多い)
神奈川県約34%
埼玉県約28%
千葉県約12%容易(首都圏で最も飛ばしやすい)

2. 小型無人機等飛行禁止法の重要施設

千代田区・港区を中心に、以下の重要施設周辺はドローン飛行が完全禁止です。

  • 皇居・赤坂御所
  • 国会議事堂・首相官邸・各省庁
  • 最高裁判所
  • 各国大使館・公邸
  • 政党本部・主要支部
  • 防衛関係施設(市ヶ谷防衛省・横田基地等)
  • 主要空港(羽田空港・成田空港)

2026年3月24日の閣議決定により、禁止範囲が現行300mから1,000mに拡大される予定です。施行後は千代田区・港区の広範囲が完全禁止エリアになります。

3. 都立公園・国立公園の条例規制

東京都立公園条例により、都立公園内でのドローン飛行は原則禁止です。具体例:

  • 上野恩賜公園
  • 代々木公園
  • 駒沢オリンピック公園
  • 井の頭恩賜公園
  • 小金井公園
  • 葛西臨海公園
  • 高尾山ほか

国立公園・国定公園(高尾山・奥多摩・伊豆諸島等)も環境省・東京都の規制があります。

4. 河川敷の管理者規制

23区内の主要河川(隅田川・荒川・多摩川等)はほぼ全域がDID内のため、100g以上のドローンは許可なしでは飛行できません。河川管理者(国土交通省関東地方整備局)の許可も別途必要です。

東京で飛ばせる場所10選

【23区内】屋内ネット型練習場

1. ドローンスクエア東京(江東区)

倉庫を改装した屋内ネット練習場。航空法対象外のため、許可なしで飛行可能。初心者から中級者向け。

2. DRONE PARK(千代田区秋葉原)

秋葉原駅徒歩数分のアクセス便利な屋内ネット練習場。トイドローンや軽量機の練習に最適。

3. 都内倉庫型ネット練習場(複数)

板橋区・葛飾区等に倉庫転用型の屋内ネット練習場が複数あり、時間貸しで利用可能。

【多摩エリア】屋外飛行可能スポット

4. 多摩川河川敷(西多摩エリア)

奥多摩町・あきる野市付近の多摩川上流はDID外のエリアもあり、河川管理者の許可があれば飛行可能。100g未満なら基本的に飛行可。

5. 西多摩の私有地・農地

奥多摩町・檜原村等の山間部・農地(地主の許可必須)は、業務利用も含めて飛行できる場所があります。

6. 山間部のドローン練習場

奥多摩町・八王子市の一部にドローン専用練習場があります。レンタル機体・教習対応のものも。

【多摩エリア】屋内・準屋外スポット

7. 立川・八王子エリアの屋内練習場

立川市・八王子市にも屋内ネット型練習場があり、平日・休日問わず利用可能です。

【近隣エリア・推奨】完全屋外練習場

8. DSL横浜校 KPI PARK会場(神奈川県横浜市戸塚区)

東京駅から約60分。完全屋外実技の練習環境で、業務レベルのスキル習得が可能。スクール・法人契約者利用可。

9. DSL千葉流山校 場外ヘリポート(千葉県流山市)

東京駅から約75分。本格的な屋外飛行場で、100g以上の業務用機体も対応可能。

10. 埼玉県内の屋外飛行可能エリア

川越市・所沢市・秩父市等は東京都に比べてDID面積率が低く、河川敷・私有地での飛行可能エリアが広いです。

100g未満ドローンの東京都内での扱い

100g未満のトイドローンは航空法の特定飛行規制対象外ですが、以下の規制は引き続き適用されます。

規制内容
小型無人機等飛行禁止法重要施設周辺300m(拡大後1,000m)は飛行禁止
都立公園条例都立公園での飛行原則禁止
民法(私有地)他人の土地上空の飛行不可
道路交通法道路上空の飛行は警察署届出
電波法技適マーク未取得機の使用は違法

100g未満でも公園での飛行は条例違反になるため、屋内・私有地・専用練習場が現実的な選択肢です。

詳細は100g未満ドローンの飛行可能スポット完全ガイドを参照してください。

23区別の規制傾向

千代田区・港区・中央区

重要施設周辺の飛行禁止エリアが広く、ほぼ全域で飛行不可です。屋内練習場のみが選択肢です。2026年の法改正で1,000m規制が施行されると、さらに飛行可能エリアが減ります。

渋谷区・新宿区・豊島区

DID内かつ住宅密集地のため、屋外飛行は実質不可能。屋内練習場での練習が現実的です。

江東区・墨田区・足立区

倉庫型の屋内ネット練習場が複数あり、屋内練習に適したエリア。屋外は河川敷・公園とも禁止です。

世田谷区・杉並区・大田区

住宅密集地が多く屋外不可ですが、多摩川河川敷の一部(大田区側)は許可申請で飛行できる可能性があります。

多摩エリア(八王子・立川・町田等)

23区よりはDID面積率が低く、河川敷・私有地・農地での飛行可能エリアがあります。山間部(奥多摩・檜原等)は業務用ドローンの実機訓練にも適しています。

飛行可能エリアの確認手順

Step 1: DIPS2.0で飛行禁止区域を確認

国土交通省公式のDIPS2.0飛行禁止区域マップで、目的地が飛行可能エリアか確認します。

Step 2: 都条例・区条例の確認

各自治体の公式サイトで条例を確認します。東京都は「東京都立公園条例」、各区は独自の公園条例があります。

Step 3: 土地・施設管理者の許可

法律をクリアしても、土地所有者・施設管理者の許可は別途必要です。河川敷・公園・私有地それぞれに管理者がいます。

Step 4: 周囲の安全確認

飛行直前に必ず周囲を見回し、第三者・物件との距離を確保します。

「東京都内で飛ばせる場所を探すよりも、国家資格取得後にDID上空の特定飛行許可を申請する方が、選択肢は格段に広がります。資格取得は単に試験合格ではなく、業務上の自由度を獲得するための投資です。」

— DSL横浜校 検定審査員

国家資格取得で広がる選択肢

二等以上の国家資格を取得すると、以下のような選択肢が広がります。

効果詳細
DID上空の許可申請が簡略化包括申請(180日有効)で都内全域カバー可
30m未満距離の飛行許可限定変更追加で建物近接撮影が可能
業務委託の受注不動産・建設・観光等の案件受注
法人案件の獲得公共工事入札条件をクリア

国家資格取得の詳細はドローン免許の実費は6万円〜|補助金70%還付の最安ルートを参照してください。

よくある質問

Q1. 隅田川や荒川の河川敷で100g以上のドローンを飛ばせますか?

23区内の隅田川・荒川河川敷はほぼ全域がDID内のため、100g以上は飛行許可申請が必要です。さらに河川管理者(国土交通省関東地方整備局)の許可も別途必要です。実務的には申請の手間を考えると、近隣エリア(千葉県松戸市・市川市の江戸川河川敷等)の方が現実的です。

Q2. 都内マンションの自室から窓越しに撮影するのは合法ですか?

技術的には屋内空域なので航空法対象外ですが、他人の住居・敷地を撮影するとプライバシー権の侵害・盗撮罪の対象になります。自宅の敷地内・自分の部屋からのみ撮影してください。

Q3. 100g未満のトイドローンなら都立公園で飛ばせますか?

飛ばせません。東京都立公園条例により、機体重量に関係なく公園内でのドローン飛行は原則禁止です。条例違反となります。

Q4. 東京から横浜・千葉まで通って練習するのは現実的ですか?

業務利用や本格的なスキル習得を目指すなら現実的です。DSL横浜校(戸塚)まで東京駅から約60分、DSL千葉流山校まで約75分。週末1〜2日の集中通学で本格的な屋外練習が可能で、東京都内の屋内練習よりも業務直結のスキルが身に付きます。

Q5. 東京都内で公道上空をドローンで飛ばせますか?

道路交通法上、道路上空の飛行は管轄警察署への届出が必要です。さらに東京都内の公道上空はほぼDID内のため、航空法の特定飛行許可も必要です。実務的には、業務上の必要性と適切な許可申請が揃った場合のみ可能です。

Q6. レベル4飛行(有人地帯目視外)は東京都内でも可能ですか?

可能ですが、一等国家資格+第一種機体認証+運航計画認証+特定飛行許可と、4つの要件をすべて満たす必要があります。物流実証事業や災害対応等で都内一部エリアで運用例があります。一般的な業務空撮では事実上、都内ではほぼ運用されていません。

Q7. 国立公園(高尾山・奥多摩等)でのドローン飛行は可能ですか?

国立公園は環境省の管理下で、原則として自然公園法・条例によりドローン飛行が制限されています。撮影・点検等の業務利用でも、国立公園管理事務所への申請が必要です。観光地としての景観保護が優先されるため、許可は容易ではありません。

まとめ

東京都内はDID面積率約69%・重要施設の集中・条例規制の3点が重なり、屋外でドローンを飛ばすのは極めて困難です。現実的な選択肢は:

  1. 屋内ネット練習場(23区内・倉庫型・屋内専用機)
  2. 多摩エリアの私有地・農地(地主許可必須)
  3. 近隣エリアの完全屋外練習場(横浜・流山・埼玉・千葉等)
  4. 国家資格取得 + 包括飛行許可(都内DID上空の業務利用)

業務スキル習得を目指すなら、近隣エリアの屋外練習場併設スクールでの受講が最効率です。

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執筆: ドローンライセンススクール 記事編集部 (ドローン免許センター 公式ブログ編集チーム)

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