ドローン用語辞典
ドローン国家資格・航空法・操縦技術・機体・業務に関する用語を解説。 DSLドローンスクールの講師陣が、現場視点でわかりやすくまとめています。
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資格
資格関連
一等無人航空機操縦士(いっとうむじんこうくうきそうじゅうし)
- 一等無人航空機操縦士とは、国土交通省が認定する最上位のドローン国家資格。有人地帯上空での目視外飛行(カテゴリーIII/レベル4飛行)に必要。
二等無人航空機操縦士(にとうむじんこうくうきそうじゅうし)
- 二等無人航空機操縦士とは、ドローン国家資格の標準ライセンス。特定飛行(人口集中地区・夜間・目視外・25kg超)の許可申請を簡略化できる。
FREEBIRD認定
- FREEBIRD認定とは、民間ドローン操縦資格の一つ。国家資格より取得ハードルが低く、未経験者の入門として活用される。
JUIDA
- JUIDAとは、一般社団法人日本UAS産業振興協議会が発行する民間資格。操縦技能証明と安全運航管理者の2区分。
DPA
- DPAとは、一般社団法人ドローン操縦士協会が発行する民間資格。回転翼3級が代表的。
教育訓練給付金
- 教育訓練給付金とは、厚生労働省の制度で、指定講座の受講料の最大70%が支給される。一部のドローン国家資格コースが対象に指定されている。
2022年12月に施行された改正航空法で創設された資格。学科試験・実地試験を経て取得し、二等よりも難易度が高く費用も大きい。物流・点検業務でドローン運用範囲を最大化したい事業者向け。
業務利用の入口として最も実用的な資格。経験者なら最短2日で取得可能で、登録講習機関の修了審査により実地試験が免除される。
関連: 一等無人航空機操縦士特定飛行
法令
法令関連
レベル4飛行
- レベル4飛行とは、有人地帯上空での補助者なし目視外飛行。一等資格+第二種機体認証+運航ルール遵守の3要件で実施可能。
特定飛行
- 特定飛行とは、航空法第132条で許可・承認が必要とされる特殊な飛行形態。人口集中地区・夜間・目視外・空港周辺・150m以上・物件投下・人や物との30m未満距離・催し場上空・25kg超の9区分。
DID(人口集中地区)(ディーアイディー)
- DID(人口集中地区)とは、総務省統計局が定義する人口密度4,000人/km²以上の地域。DID内でのドローン飛行は航空法上の許可が必要。
機体登録(きたいとうろく)
- 機体登録とは、100g以上のドローンに義務化された国土交通省への登録手続き。登録記号の機体表示が必須。
DIPS(ディップス)
- DIPSとは、ドローン情報基盤システム。機体登録、許可・承認申請、飛行計画の通報を行う国土交通省のオンラインプラットフォーム。
夜間飛行
- 夜間飛行とは、日没から日出までの間の飛行。航空法では特定飛行に該当し、許可・承認または限定変更が必要。
目視外飛行
- 目視外飛行とは、操縦者が機体を直接視認できない範囲での飛行。FPVや遠隔点検で活用されるが、特定飛行に該当する。
30m規制
- 30m規制とは、ドローンと人や物件との距離を30m以上保つよう求める規定。違反する場合は特定飛行として許可申請が必要。
都市部のドローン配送・インフラ点検業務を実現する飛行レベル。2022年12月の改正航空法施行で制度化された。
関連: 二等無人航空機操縦士
技術
技術関連
ATTIモード(アッティモード)
- ATTIモードとは、GPSとビジョンセンサーをオフにした手動操縦モード。風の影響を受けやすく、操縦技能が試される。
ホバリング
- ホバリングとは、空中で機体を一定の位置に静止させる基本操縦技能。
RTK(アールティーケー)
- RTKとは、Real-Time Kinematic測位。センチメートル級の高精度GPS測位技術。測量・建設業務に不可欠。
国家資格の実地試験では、ATTIモード飛行の課目があり、機体姿勢を操縦者が完全に制御できるかが評価される。
機体
機体関連
Phantom 4 Pro v2.0
- Phantom 4 Pro v2.0とは、DJI社のプロ向けドローン。20MPカメラ・1インチセンサー搭載で空撮・測量に広く使用される。DSLでも教材機体として採用。
Mavic 3 Classic
- Mavic 3 Classicとは、DJI社の折りたたみ型プロドローン。4/3型Hasselbladカメラ搭載で映像制作プロ向け。
Autel EVO II
- Autel EVO IIとは、Autel Robotics社のプロ向けドローン。8K動画撮影と長時間飛行が特徴。
DJI Neo 2
- DJI Neo 2とは、DJIの軽量ドローン。屋内ホバリング練習に適し、初心者の入門機としても人気。
業務
業務関連
空撮(くうさつ)
- 空撮とは、ドローンを使用した上空からの撮影業務。映像制作・観光プロモーション・建築・不動産で活用される。
ドローン測量(ドローンそくりょう)
- ドローン測量とは、写真測量やレーザー測量をドローンで行う業務。i-Construction(国交省主導)に位置付けられ、土木・建築分野で標準化が進んでいる。
ドローン点検(ドローンてんけん)
- ドローン点検とは、橋梁・送電線・太陽光パネル・煙突など、人が近づきにくい構造物の点検業務をドローンで実施する手法。
場外離着陸場(じょうがいりちゃくりくじょう)
- 場外離着陸場とは、航空法で許可された離着陸場以外の場所のうち、ヘリコプターやドローンが運用できる広さの土地。流山校はこの設備を併設している。